冠動脈へのステント留置後早期のストラットの被覆率はコバルトクロムのXienceエベロリムス溶出ステント(CoCr-EES)、プラチナクロムのPromusエベロリムス溶出ステント(PtCr-EES)、Resoluteゾタロリムス溶出ステント(ZES)のいずれのDESでも非常に高かったが、マルアポジションの持続や、新たに発生したマルアポジション/早期のMIH(multiple interstrut hollows)の割合はZESで有意に高かったことが、水戸協同病院の大石悠太氏により、AHA 2016のPosterセッションで発表された。