2019年4月より働き方改革関連法が順次施行され、「働き方改革」は一般企業のみならず、医療領域においても重要な課題として捉えられている。しかし、その明確な内容や意図が臨床現場にまで浸透しておらず、理解に乏しい医療従事者も少なくない。CVIT 2019の1日目には、「働き方改革セッション」として、座長の横井宏佳氏(福岡山王病院)と本江純子氏(菊名記念病院)のもと、「CVITにおける働き方改革を模索する」をテーマに、厚生労働省(厚労省)と民間病院を代表するスピーカーを招いて、働き方改革について議論する場が設けられた。