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経口抗凝固療法の有無によるHBR患者におけるDES留置後の短期DAPT: MASTER DAPT試験サブ解析

MASTER DAPT試験より、冠動脈にUltimasterシロリムス溶出ステント(U-SES)の留置を受けた出血リスクの高い(HBR)患者において、2剤の抗血小板療法(DAPT)を1ヶ月で中止する戦略は、経口抗凝固薬(OAC)の適応の有無にかかわらず、一貫して虚血リスクを上昇させることはなく、OACに適応のない患者においては出血リスクを有意に低下させたことが、オランダ、Maasstad HospitalのPieter Smits氏により、ESC Congress 2021のLate Breaking Scienceセッションで発表された。

MASTER DAPT試験では、世界30ヶ国の140施設において、U-SESの留置を受けたHBR患者を対象とし、1ヶ月のDAPT期間にイベントを経験しなかった患者を短期DAPT群とDAPT継続群に無作為に割り付けた。本試験では、OACの適応の有無で層別化を行った上で、無作為化が実施された。短期DAPT群では、OACの適応がなければ、DAPTを中止して≧11ヶ月SAPTを継続、OACの適応があれば、DAPTを中止してSAPTを5ヶ月継続...