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2021 ESC急性/慢性心不全の診断と治療に関するガイドライン ~心不全患者に対する薬物療法~

急性、及び慢性心不全の診断と治療に関する2021 ESCガイドラインが、ESC Congress 2021会期中にEuropean Heart Journal誌で公開され、ガイドラインセッションで改訂点が伝えられた。

HFrEFに対しては標準治療に新たにSGLT2阻害薬が加わっており、本記事では薬物療法の変更点をまとめた。 【心不全の診断】 ガイドラインでは、心不全の診断アルゴリズムとして、リスク因子、症状/兆候、心電図の異常所見から心不全が疑われる場合には、BNPを測定しNT-proBNPが≧125pg/mL、又はBNP≧35pg/mLであれば、心エコー検査を実施し、心不全と診断された後で、EFにより、HFrEF(≦40%)、HFmrEF(41-49%)、HFpEF(≧50%)を分類するとしている...