日本でも構造的心疾患に対するカテーテル治療の症例数が増加しており、今後もデバイスの進化に伴い、外科手術や薬物療法に代わる治療としてプレゼンスを高めていくと考えられる。EuroPCR 2023のLate-Breaking clinical data: mitral and tricuspid valves diseaseセッションでは、経皮的僧帽弁、三尖弁治療に関する最新の臨床研究結果が発表された。現在、僧帽弁や三尖弁治療用デバイスの開発が各国の医療機器企業で行われており、欧米のみならず中国からも新たなデバイスが開発されている。