PARAGLIDE-HF試験より、心不全増悪後に安定したLVEFが>40%の患者において、サクビトリル/バルサルタンはバルサルタンと比較して、8週間でNT-proBNP値を大きく低下させ、複合アウトカムの評価で優れている傾向を示し、LVEFが≦60%の患者で顕著であったことが、アメリカ、Duke University School of MedicineのRobert J Mentz氏により、Heart Failure 2023のLate breaking clinical trialsセッションで発表された。
LVEFが>40%の心不全増悪後の患者におけるサクビトリル/バルサルタン: PARAGLIDE-HF試験
PARAGLIDE-HF試験では、LVEFが>40%であり、利尿薬の静注投与を必要とする心不全入院、又は心不全入院/緊急受診から30日以内の最近心不...