SALT-HF試験より、外来での心不全患者におけるフロセミドの静脈内投与に加えた高張食塩水の投与はフロセミドの静脈内投与のみと比較して、投与から3時間の尿量を増加させることはなく、うっ血パラメーターも改善しなかったことが、スペイン、Hospital Universitario Puerta de HierroのMarta Cobo Marcos氏により、Heart Failure 2024のLate breaking clinical trialsセッションで発表された。
外来での心不全患者における高張食塩水治療の有効性と安全性: SALT-HF試験

SALT-HF試験では、2021年から2023年にスペインの13施設より登録した、フロセミド換算≧80mgの経口ループ利尿薬を≧30日継続しており、心不全...