ATLAS試験より、皮下植込み型除細動器(S-ICD)と比較し、経静脈植込み型除細動器(TV-ICD)を植込んだ患者では、6ヶ月後に三尖弁逆流(TR)が認められた患者は約2倍であり、TRが悪化するリスクは約7倍であったことが、カナダ、 McMaster UniversityのDarryl Leong氏により、Heart Rhythm 2023のLate Breaking Clinical Trials and Scienceセッションで発表された。
S-ICD vs TV-ICD植込み後のリードによる三尖弁、及び右室への影響: ATLAS試験

経静脈植込み型心臓デバイスのリードによりTRが7-45%で発生することが報告されており、デバイス植込み後に基礎心疾患がTRにどの程度影響するかは不明である...