APPRAISE ATP試験より、一次予防でICDの植込みを受けた患者において、200-249bpmの心室頻拍(VT)ゾーンでのショック作動前の抗頻拍ペーシング(ATP)は、ショック作動のみと比較して、全てのショックの相対リスクを28%低下させ、一方で、VT/心室細動(VF)ストームのリスク上昇が認められたことが、アメリカ、University of Rochester Medical CenterのClaudio Schuger氏により、Heart Rhythm 2024のLate Breaking Clinical Trials and Scienceセッションで発表された。
一次予防でICDの植込みを受けた患者におけるATPの評価: APPRAISE ATP試験

APPRAISE ATP試験では、2016年から2021年に、北米、ヨーロッパ、アジアの134施設より登録した60日以内に一次予防として新たに経静脈的IC...