INTEGRA-D試験より、CCM(Cardiac Contractility Modulation)とICDの機能を有する新規植込み型CCM-D(Cardiac Contractility Modulation-Defibrillator)は、LVEFの低下した心不全(HFrEF)患者において、症状の緩和と心臓突然死予防の統合的治療となる可能性が示されたことが、アメリカ、Cleveland ClinicのNiraj Varma氏により、Heart Rhythm2025のLate-Breaking Clinical Trials and Scienceセッションで発表された。
心不全患者における新規植込み型CCM-D: INTEGRA-D試験

HFrEF患者のうち、クラスIのCRTの適応があるのは15%程度に過ぎない。残りの85%の患者の多くは、心収縮能を改善させる植込み型CCM(Cardiac...