日本で実施されたSKIP試験と中国で実施されたDEVT試験のデータを統合したSHRINE Collaborationより、大血管閉塞による急性脳卒中患者において、機械的血栓回収(MT)のみの治療はt-PAの静脈内投与(IVT)によるブリッジング後のMTの実施と比較し、90日後の機能予後が良好な傾向にあるものの、事前に設定した基準は満たせず非劣性は達成できなかったことが、アメリカ、Emory UniversityのRaul G. Nogueira氏により、International Stroke Conference 2021のLate-Breaking Science Abstractsセッションで発表された。