医療領域においてもインターネットを活用した効率的な情報発信が議論されるようになり、医師によるSNSを用いた医療情報の発信のみならず、医療機関による患者や医療職に選ばれるための病院広報や、ブランディングのための発信なども行われている。また、日本冠疾患学会学術集会は一部のセッションがメタバース上でも同時開催され、日本薬理学会のDigital Pharmacology Conferenceなど完全メタバースで開催された学会もある。第37回日本冠疾患学会学術集会では、国際医療福祉大学の岸拓弥氏より、SNS上での情報発信、コミュニケーションについて発表された。
SNSにおける医療情報発信 ~誰に何を伝えたいのかを明確に~

海外学会の“Tweet the Meeting”
ESCやAHAなどの海外の学会では、早い段階から学術集会中にSNSを使用した意見交換が行われてきた...