J-CONFIRMレジストリーより、FFRを測定後にPCIをdeferした患者の2年の心臓死と標的血管に関連するMIの割合は僅かであったものの、FFR値が<0.80の患者と透析患者においては特に慎重な経過観察が必要であることが、小倉記念病院の藏満昭一氏により、第82回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
FFRを基準にPCIをdeferした日本人患者の2年成績: J-CONFIRMレジストリーより
本研究では、2013年9月から2015年6月に、国内の28施設よりJ-CONFIRMレジストリーに登録された、冠動脈造影で50%以上の狭窄が認められ、FF...