SAKURA AFレジストリーより、近年の日本の実臨床において、非弁膜症性の心房細動(AF)患者に対する直接経口抗凝固薬(DOAC)による治療はワルファリンと比較し、脳卒中、心血管イベント、及び全死亡のリスクは同等であるが、出血のリスクは低かったことが、日本大学の奥村恭男氏により、第82回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
日本人の心房細動患者におけるDOACの安全性と有効性: SAKURA AFレジストリーより
本研究では、2013年9月から2015年12月に東京都の城北地区を中心とした63施設よりSAKURA AFレジストリーに登録された、ワルファリンの投与を受...