NARA-MI試験より、AMI患者において入院時のLDL-C値にかかわらず、スタチン治療による長期予後の改善の傾向が示されたことが、奈良県立医科大学の鴨門大輔氏により、第81回日本循環器学会学術集会のFeatured Researchセッションで発表された。
AMI患者におけるベースラインのLDL-C値とスタチン治療効果の関連: NARA-MI試験
NARA-MI試験では、2007年から2013年に奈良県立医科大学において緊急冠動脈造影を受けた750人のAMI患者を登録し、入院時のLDL-C値が確認で...