DIRO試験より、冠動脈の高度石灰化病変に対するローテーショナルアテレクトミーによる治療は、orbitalアテレクトミー(OA)と比べて、強心薬の使用率が高かったものの、より良好な組織のモディフィケーションとステントの拡張をもたらしたことが、大阪ろうさい病院の岡本直高氏により、第87回日本循環器学会学術集会のHot-lineセッションで発表された。
冠動脈の石灰化病変に対するOCTガイドのローテーショナルアテレクトミー vs Orbitalアテレクトミー: DIRO試験

DIRO試験では、2019年8月から2021年10月に大阪労災病院において、OCTで>180度の石灰化、又は造影上(OCTが遠位部に通過しなかった場...