RABBIT研究より、大腿膝窩動脈に薬剤コーティッドバルーン(DCB)による治療を受けた患者において、DCBの径が前拡張のバルーン径より大きいか否かにかかわらず、手技成功率、及び1年の再狭窄回避率、TLR回避率に差はなかったことが、船橋市立医療センターの岩田曜氏により、第87回日本循環器学会学術集会のHot-lineセッションで発表された。
大腿膝窩動脈病変に対するDCBと前拡張のバルーン径がアウトカムに与える影響: RABBIT研究

RABBIT研究では、東日本の7施設にて、2017年から2021年に大腿膝窩動脈病変に対しDCBを使用してEVTを施行した症例1,140例を後ろ向きに解析...