弘前大学にてICDの植込みを受けた患者のプロペンシティスコアマッチング後の評価から、SMARTパス(SP)フィルターを使用した皮下植込み型除細動器(S-ICD)と経静脈植込み型除細動器(TV-ICD)の長期安全性と有効性は同等であったことが、弘前大学の佐々木真吾氏により、第88回日本循環器学会学術集会の一般演題口述セッションで発表された。
日本人患者におけるSMART Passフィルターを用いたS-ICD vs TV-ICDの長期安全性と有効性
SPフィルターはS-ICD植込み患者においてオーバーセンシングによる不適切作動を減少させることが期待されており、本研究では、2016年2月から2023年1...