日本の多施設観察研究より、大腿膝窩動脈病変にEVTを受けた日本人患者において、抗血小板薬、スタチン、RAS阻害薬3剤のガイドラインに基づく標準治療(GDMT)は、2年の全死亡、心血管死、心・脳血管死のリスクを低下させる可能性が示されたことが、天陽会中央病院の竹井達郎氏により、第89回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表された。
大腿膝窩動脈病変に対してEVTを受けた日本人患者におけるGDMTが2年死亡率に与える影響: LEADers-FPレジストリー

本研究は後ろ向き観察研究として、2018年1月から2021年12月に、仙台厚生病院、大垣市民病院、東京ベイ・浦安市川医療センター、済生会横浜市東部病院、名...