心不全の背景因子として、虚血性心疾患は高血圧や拡張型心筋症と共に頻度が最も高く、特にHFpEF患者では虚血性心不全の割合が増加傾向にある。また、虚血性心疾患ベースの心不全の予後は不良であることが知られており、1枝よりも、2枝/3枝病変、冠動脈疾患を有する患者で予後が悪いことが報告されている1)。第26回日本心不全学会学術集会のU40心不全ネットワーク企画セッションにて、このような病態について大垣市民病院の柴田直紀氏より発表された。
心不全の背景因子として、虚血性心疾患は高血圧や拡張型心筋症と共に頻度が最も高く、特にHFpEF患者では虚血性心不全の割合が増加傾向にある。また、虚血性心疾患ベースの心不全の予後は不良であることが知られており、1枝よりも、2枝/3枝病変、冠動脈疾患を有する患者で予後が悪いことが報告されている1)。第26回日本心不全学会学術集会のU40心不全ネットワーク企画セッションにて、このような病態について大垣市民病院の柴田直紀氏より発表された。