心臓手術を受けた先天性心疾患を有する成人患者において、術後30日以内の周術期心房細動(POAF)は21%と高頻度で認められ、POAFは術後30日以降の心房細動の発現とは関連していたが、全死亡との関連は認められなかったことが、アメリカ、Mayo ClinicのAlexander C. Egbe氏らにより、11月号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
先天性心疾患を有する成人患者における心臓手術後周術期の新規発現心房細動のアウトカム
Egbe氏らは、2003年から2019年に心臓手術を受けた先天性心疾患を有する成人患者1,598人(平均年齢39歳、男性51%)において、POAFの新規発...