DELIVER試験より、HFmrEF、HFpEF患者において、ダパグリフロジンはプラセボと比較して収縮期血圧(SBP)を僅かに低下させ、SBP値にかかわらず有効性が認められ、ダパグリフロジンの有益な効果は血圧の変化とは独立していたことが、アメリカ、Duke University School of MedicineのSenthil Selvaraj氏らにより、1月号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
HFmrEF、HFpEF患者における血圧とダパグリフロジンの効果: DELIVER試験
Selvaraj氏らは、NYHAクラスがⅡ-Ⅳ、LVEFが>40%であり、構造的心疾患(左室肥大、左房拡大)を認め、NT-proBNP値の上昇した心...