EFの低下した心不全(HFrEF)患者において、サクビトリル/バルサルタンは、糖尿病を合併していない患者にリバースリモデリングをもたらし、糖尿病の有無にかかわらず、うっ血率を低下させ、糖尿病患者の死亡率はこれまでに報告されているサクビトリル/バルサルタンを投与していない糖尿病のHFrEF患者のデータと比較すると低かったことが、ドイツ、Bergmannsheil University HospitalsのIbrahim El-Battrawy氏らにより、4月号のESC Heart Failure誌で報告された。