MI後の心室頻拍(VT)に対し、右室を標的としたアブレーションを受けた患者において、右室自由壁に標的部位が存在する患者は右室機能障害が認められるもののLVEFは高く、右室中隔に標的部位を有する患者ではアブレーション後のアウトカムが不良であったことが、アメリカ、University of MichiganのMichael Ghannam氏らにより、1月号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
MI後の患者の心室頻拍に対する右室マッピングとアブレーション
Ghannam氏らは、MI後のVTに対しアブレーション治療を受けた連続患者277人のうち、右室を標的としたアブレーションを受けた患者30人(11%)を対象...