POST SCD試験より、院外突然死と推定される患者のうち、19%が心不全を有しており、不整脈による突然死が56%を占め、ICDの植込み、及びガイドラインに則した薬物療法(GDMT)の達成率は非常に低かったことが、アメリカ、University of Utah School of MedicineのSatvik Ramakrishna氏らにより、3月1日号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
突然死患者におけるGDMT、及びICDの使用率、剖検による心不全の評価
Ramakrishna氏らは、POST SCD 試験に登録された2011年2月から2014年3月に、サンフランシスコ郡における院外死亡例の調査より、WHO...