INTERMACSデータベースのデータを用いた調査より、植込み型補助人工心臓(VAD)の植込みを受けた外来心不全患者において、黒人と白人のVADの植込み率は同程度であったが、ヒスパニックでは低率で、植込み後の12ヶ月の生存率は人種により異なり、黒人患者が最も高かったことが、アメリカ、Vanderbilt University Medical CenterのDebra D. Dixon氏らにより、10月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
外来心不全患者のVAD植込み率、生存率における人種、民族的差異
Dixon氏らは、INTERMACSデータベースに登録された2012年から2017年にVADの植込みを受けた2,256人の外来心不全患者(INTERMAC...