イギリスの多施設研究より、植込み型心臓電気デバイス(CIED)植込み手術を受けた患者において、手術時のDOACの継続はDOACの中断、又はビタミンK拮抗薬(VKA)の継続と比較して出血リスクが高かったが、DOACの中断は血栓塞栓リスクの上昇と関連していたことが、イギリス、Barts Heart CentreのAntonio Creta氏らにより、1月号のJACC: Clinical Electrophysiology誌で報告された。
心臓電気デバイス植込み手術時のDOAC vs ビタミンK拮抗薬
Creta氏らは、2018年1月から2021年2月にイギリスの2施設にて、慢性的な経口抗凝固療法下にあり、CIED(永久ペースメーカ、ICD、CRT)の植...