日本人のPCI患者における出血回避戦略と治療成績の関連

PCIを受ける日本人患者において、橈骨動脈アプローチ、又は大腿動脈アプローチでの血管閉鎖デバイス（VCD）の使用と定義した出血回避戦略（BAS）が選択された患者の割合は経時的に上昇しており、BASの選択により出血イベントのリスクは低下していたことが、Keio University School of MedicineのMitsuaki Sawano氏らにより、5月号のAmerican Heart Journal誌で報告された。