無作為化試験のメタ解析より、多枝冠動脈疾患を有するACS患者において、段階的な完全血行再建と比較して即時完全血行再建は、全死亡、心血管死亡率に差はなく、6ヶ月時点、及び6ヶ月以降の再血行再建の施行率とMIの発症率は低かったことが、パキスタン、King Edward Medical UniversityのHuzaifa Ahmad Cheema氏らにより、6月1日号のThe American Journal of Cardiology誌で報告された。
無作為化試験のメタ解析より、多枝冠動脈疾患を有するACS患者において、段階的な完全血行再建と比較して即時完全血行再建は、全死亡、心血管死亡率に差はなく、6ヶ月時点、及び6ヶ月以降の再血行再建の施行率とMIの発症率は低かったことが、パキスタン、King Edward Medical UniversityのHuzaifa Ahmad Cheema氏らにより、6月1日号のThe American Journal of Cardiology誌で報告された。