無症候性重症AS 患者における早期の大動脈弁置換術 vs 臨床的経過観察: CURRENT ASレジストリー2

日本の多施設が参加するCURRENT ASレジストリー2より、無症候性の圧較差の高い重症大動脈弁狭窄症（AS）患者において、早期の大動脈弁置換術（AVR）の施行は、臨床的経過観察と比較して、3年の全死亡、脳卒中、心不全入院の複合リスクを低下させなかったことが、Kanazawa University Graduate School of Medical SciencesのYasuaki Takeji氏らにより、10月15日号のThe American Journal of Cardiology誌で報告された。