実臨床のINOCA管理における冠攣縮性狭心症と冠微小循環障害の識別: 日本の循環器内科医を対象とした調査

日本の循環器内科医を対象としたアンケート調査より、日常臨床において冠動脈の閉塞を伴わない虚血（INOCA）患者の診療に満足している医師は約15%のみであり、診療に満足している医師は生理学的評価を実施し、冠微小循環障害（CMD）に対してβブロッカーを処方している傾向が認められたことが、株式会社テクロスの小田桐周平らにより、The American Journal of Cardiology誌のonline版で報告された。