PROGRESS-CTOレジストリーより、経験豊富な術者が施行した約12,000例のCTOに対するPCI中の大動脈冠動脈解離の発生率は0.2%であり、その大部分は右冠動脈に認められ、多くは入口部へのステント留置で治療され、緊急心臓手術を必要とした症例はなかったことが、アメリカ、Minneapolis Heart Institute and Minneapolis Heart Institute FoundationのSpyridon Kostantinis氏らにより、7月号のCatheterization & Cardiovascular Interventions誌で報告された。