大腿膝窩動脈の高度石灰化病変に対し、ARCADIAテクニックを用いて石灰化内にワイヤを通過させた後に、Jetstreamアテレクトミーを使用し、薬剤コーティッドバルーン(DCB)による治療を行った症例は、Jetstreamを使用せずDCBによる治療を行った症例と比較して、1年の一次開存率が有意に高かったことが、Toyohashi Heart CenterのYasunari Sakamoto氏らにより、9月1日号のCatheterization & Cardiovascular Interventions誌で報告された。
大腿膝窩動脈の高度石灰化病変に対するARCADIAテクニックとJetstreamアテレクトミー、DCBによる治療

Sakamoto氏らは、2020年4月から2024年7月に大腿膝窩動脈の高度石灰化(PACSSグレード3-4)病変にEVTを受けた症候性下肢閉塞性動脈疾患...