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日本の実臨床における循環器内科医と一般開業医の心不全管理に対するプライオリティの違い

日本の全国的なアンケート調査より、心不全患者の管理において循環器内科医のプライオリティが心不全による死亡/入院を防ぐための薬物療法である一方、一般開業医は患者とその家族の日常生活のサポートを重要視しており、現状は十分な地域連携が構築されていないことが、Tottori UniversityのYoshiharu Kinugasa氏らにより、9月号のCirculation Journal誌で報告された。

Kinugasa氏らは、日本の病院勤務の循環器内科医と一般開業医にwebベースのアンケートを実施し、46都道府県の循環器内科医281人、一般開業医145人の回答から心不全管理における地域連携の現状と課題を検討した。 アンケートの結果からは、循環器内科医が心不全による入院と死亡を防ぐための薬物療法にプライオリティをおいている一方で、一般開業医は患者とその家族の日常生活をサポートすることに重きを置いていることが明らかとなった。また、循環器内科医から一般開業医に提供する情報の共有が不十分であるという問題が浮かびあがり、心不全患者の情報を共有する...