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院外心停止患者における院内マネジメントと予後の変化: CRITICAL研究

大阪府の多施設が参加するCRITICAL研究より、18歳以上の院外心停止患者において、2013年から2017年に体外循環式心肺蘇生法(ECPR)の使用率は増加していたものの、1ヶ月の良好な神経学的転帰を伴う生存患者の割合に有意な変化はなかったことが、Kyoto University School of Public HealthのSatoshi Yoshimura氏らにより、10月号のCirculation Journal誌で報告された。

Yoshimura氏らは、大阪府の16施設が参加するCRITICAL研究のデータベースに登録された2013年から2017年に、心肺蘇生が試みられた後、病院に搬送された≧18歳の院外心停止患者10,228人を対象とし、患者特性、急性期の管理、及び生存率の経時的変化について検討した。 院内においてECPRの使用率は、2013年の2.4%から2017年には4.3%にまで増加していた(p trend<0.001)。しかしながら、1ヶ月後のCPCスコア1、又は2と定義した神経学的に転帰が良好な生存患者の割合は、2013年には5.7%、2017...