アメリカのTREAT-AFレジストリーより、PCIを受けた非弁膜症性心房細動(AF)患者において、経口抗凝固薬と抗血小板薬の併用による抗血栓療法が選択された割合は施設により大きな差が見られたものの、抗血小板薬のみの治療と比較して1年の虚血/出血の複合イベントのリスクが有意に低かったことが、アメリカ、Stanford University School of MedicineのChristoph B. Olivier氏らにより、8月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
実臨床でPCIを受けた心房細動患者における抗血栓療法: TREAT-AFレジストリー

Olivier氏らは、アメリカの退役軍人保健局のTREAT-AFレジストリーより、2004年から2015年に63施設にて、新たに非弁膜症性AFと診断された...