DISCOレジストリーより、特発性冠動脈解離に対するPCIと薬物療法の初期治療戦略の選択には、ST上昇型MI、近位部病変、TIMIフロー、狭窄度、造影上のサブタイプなどが影響しており、PCIと薬物療法が選択された患者で2年の臨床成績に差はなかったことが、イタリア、University of GenoaのStefano Benenati氏らにより、6月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
特発性冠動脈解離患者におけるインターベンション vs 保存的治療戦略: DISCOレジストリー

Benenati氏らは、イタリアとスペインの26施設より、2020年12月までにDISCOレジストリーに登録された特発性冠動脈解離患者369人を対象とし、...