無作為化試験のネットワークメタ解析より、ACS患者において、ガイドなしの2剤の抗血小板療法(DAPT)のde-escalation戦略は、主要心血管イベント、及び出血のリスクが最も低い抗血小板療法であり、短期DAPT後のP2Y12阻害薬単剤療法は、重症出血、及び全死亡のリスクが最も低かったことが、アメリカ、Montefiore Medical CenterのToshiki Kuno氏らにより、9月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ACS患者における短期DAPTとDAPTのde-escalation戦略: ネットワークメタ解析

Kuno氏らは、システマティックサーチにより、ACS患者を対象とし、1)クロピドグレル、プラスグレル(標準/低用量)、又はチカグレロルによる標準DAPT(...