FAUST試験とUNIVERSAL試験の統合解析より、超音波ガイドでの大腿動脈アクセス(TFA)による冠動脈手技は、>20回の経験を有する術者による手技を受けた患者では、非超音波ガイドのTFAで手技を受けた患者と比較して、重症出血/血管合併症のリスクが有意に低かったことが、カナダ、Population Health Research InstituteのMarc-Andre d'Entremont氏らにより、8月号のCirculation: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
冠動脈手技における超音波ガイドでの大腿動脈アクセス: FAUST試験、UNIVERSAL試験統合解析

d'Entremont氏らは、超音波ガイドと非超音波ガイドの大腿動脈アクセスによる冠動脈手技を比較した無作為化試験であるFAUST試験、及びUNIVERS...