ODYSSEY OUTCOMES試験より、スタチン治療を受けるACS後の患者において、末梢動脈疾患(PAD)イベントのリスクはリポ蛋白(a)値に関連し、特にリポ蛋白(a)値が高い患者でアリロクマブによるリスク低下が顕著に確認されたことが、アメリカ、University of Colorado School of MedicineのGregory G. Schwartz氏らにより、5月19日号のCirculation誌で報告された。
ACS後の末梢動脈疾患と静脈血栓塞栓症に対するアリロクマブの効果: ODYSSEY OUTCOMES試験

Schwartz氏らは、高用量/最大耐用量のスタチン治療を受けるACS後の患者を対象とし、アリロクマブとプラセボを比較した無作為試験であるODYSSEY ...