DAPA-HF試験のサブ試験より、LVEFが≦40%の症候性の心不全患者において鉄欠乏症を有する割合は高く、不良な臨床成績と関連していたが、ダパグリフロジンは鉄欠乏症の有無にかかわらず心不全増悪/心血管死を抑制したことが、イギリス、University of GlasgowのKieran F. Docherty氏らにより、9月27日号のCirculation誌で報告された。
心不全患者における鉄欠乏症とダパグリフロジンの影響: DAPA-HF試験サブ試験
DAPA-HF試験では、LVEFが≦40%の症候性の心不全患者4,744人をダパグリフロジン(10mg/日)群(2,373人)、又はプラセボ群(2,371...