TARGET BP I試験より、降圧薬を服用している高血圧患者において、アルコールを用いた腎デナベーション(RDN)は、シャム手技と比べて、3ヶ月後に24時間自由行動下収縮期血圧(SBP)を僅かではあるものの、有意な血圧低下を示したことが、アメリカ、Piedmont Heart InstituteのDavid E. Kandzari氏らにより、6月11日号のCirculation誌で報告された。
降圧薬使用下でのアルコールを使用した腎デナベーションの効果: TARGET BP I試験
TARGET BP I試験では、世界の多施設より登録した2-5剤の降圧薬を服用しているにもかかわらず、外来SBPが150-180mmHg、外来拡張期血圧(...