ELAN試験のサブ解析より、急性虚血性脳卒中を発症し、入院時に心房細動が認められた患者において、脳の出血性変化の有無にかかわらず、抗凝固療法の遠隔期の開始と比較して早期開始の治療効果に不均一性は認められず、安全性に関する懸念は示されなかったことが、スイス、University Institute of Diagnostic and Interventional NeuroradiologyのRoman Rohner氏らにより、7月2日号のCirculation誌で報告された。
虚血性脳卒中後の心房細動患者における脳の出血性変化によるDOACの早期 vs 遠隔期導入: ELAN試験サブ解析
Rohner氏らは、中東、アジア15ヶ国の103施設より登録した急性虚血性脳卒中を発症し、入院時に心房細動と診断された患者2,013人を、抗凝固療法を早期...