日本の多施設研究であるRESPECT-EPA試験より、エイコサペンタエン酸(EPA)/アラキドン酸(AA)比が低く、スタチン治療を受けている安定冠動脈疾患患者において、イコサペント酸エチルによる治療により心血管イベントのリスクを低下させる傾向が見られたことが、Juntendo University Graduate School of MedicineのKatsumi Miyauchi氏らにより、8月6日号のCirculation誌で報告された。
冠動脈疾患患者におけるスタチンとEPAによる二次予防の効果: RESPECT-EPA試験
RESPECT-EPA試験では、日本の95施設より登録したスタチン治療を受けており、EPA/AA比の低い(<0.4)安定冠動脈疾患患者2,506人を...