J-PRIDEレジストリーより、約4,300の冠動脈病変の評価において、FFRと生理学的安静時指標(NHPR)の不一致が20%の病変で認められ、両指標が不一致で血行再建をdeferした場合のアウトカムに差はなかったが、薬物療法と比較した血行再建のベネフィットはFFR+/NHPR-の病変のみで確認されたことが、Sapporo Cardiovascular ClinicのShoichi Kuramitsu氏らにより、3月11日号のCirculation誌で報告された。
実臨床におけるFFRと安静時指標が不一致の冠動脈病変の頻度と臨床アウトカム: J-PRIDEレジストリー

J-PRIDEレジストリーでは、国内の20施設より、3,200人の患者、4,304病変を前向きに登録し、FFR(0.80)とNHPR(0.89)のカットオ...