僧帽弁閉鎖不全症を有する心不全患者においてベースラインの腎機能障害が心アウトカム、及び末期腎疾患に与える影響: COAPT試験

COAPT試験より、重度の僧帽弁閉鎖不全症（MR）を有する心不全患者では、腎機能障害が認められる割合が高く、腎機能障害の有無にかかわらず、MitraClipによる治療は薬物療法のみと比較し、2年の死亡/心不全入院の割合が低かったことが、アメリカ、Mount Sinai Medical CenterのNirat Beohar氏らにより、5月1日号のEuropean Heart Journal誌で報告された。