Coronary Flow Reserve(CFR)とhyperaemic coronary flowから総合的に血流障害を評価する指標であるCoronary Flow Capacity(CFC)が低い病変に対するFFRガイドのPCIは、MACEのリスク低下に関連していたものの、CFCが標準値の病変ではこの関連は認められなかったことが、Tsuchiura Kyodo General HospitalのRikuta Hamaya氏らにより、7月号のEuroInterventions誌で報告された。
安定した冠動脈病変に対するCoronary Flow CapacityによるFFRガイドPCIの予後
Hamaya氏らは、冠動脈の生理学的評価を行った患者を登録した国際的な多施設レジストリーに含まれた1,397人(1,694血管)を対象とし、安定冠動脈病変...