ヨーロッパの多施設データより、CTO-PCI症例の5.5%で冠動脈穿孔が認められ、その20%はタンポナーデにつながり、院内死亡率は5.1%であったことが、イタリア、San Raffaele Scientific InstituteのLorenzo Azzalini氏らにより、10月号のEuroIntervention誌で報告された。
CTO-PCIにおける冠動脈穿孔

Azzalini氏らは、2011年から2018年にヨーロッパの5施設にてCTO-PCIを受けた患者1,811人において、冠動脈穿孔の患者背景、メカニズム、...