レトログレードアプローチの導入後、より複雑なCTO病変に対してもPCIの成功率は上昇し、レトログレードアプローチとアンテグレードアプローチで院内合併症の割合に差はなかったことが、韓国、Asan Medical CenterのOsung Kwon氏らにより、7月号のEuroIntervention誌で報告された。
CTO-PCIにおけるレトログレードアプローチ導入後の変化

Kwon氏らは、2003年から2015年に単施設で施行したCTO-PCI症例1,635例において、レトログレードアプローチの導入による長期成績の変化を検討...