COMBINE OCT-FFR試験より、FFRによる評価で陰性であったものの、OCTで薄い線維性被膜のアテローム動脈硬化性プラーク(TCFA)が検出された冠動脈病変を有する糖尿病患者は、TCFAが検出されなかった患者と比較して、5年の有害事象のリスクが高かったことが、イタリア、University of TriesteのEnrico Fabris氏らにより、2月号のEuroIntervention誌で報告された。
FFRが正常でTCFAの認められた糖尿病患者の長期予後: COMBINE OCT-FFR試験

COMBINE OCT-FFR試験には7ヶ国の14施設が参加し、冠動脈造影で40-80%狭窄のデノボ病変が認められた糖尿病患者において、FFRとOCTによ...